💡 BigCommerce とは
米国発のEC専用プラットフォームで、6万店舗以上が利用するShopifyの有力な競合。プラットフォーム側の販売手数料が0円という料金体系を長年の強みとしてきた他、 マルチチャネル販売・B2B機能・越境ECに強く、Shopifyに比べて標準搭載の機能が多い(カート復活・詳細レポートなどが上位プランで標準装備)のが特徴。
⚠️ 2026年6月の大型刷新:BigCommerceは2026年6月1日、長年使われてきたプラン名「Standard / Plus / Pro / Enterprise」を
「Core / Growth / Scale / Performance」に変更。基本月額自体は変わらないが、各プランの年間売上上限(GMV基準)が引き下げられ、
さらに自社の決済サービス以外(Open Payment Provider)を使った注文に対して新たに0.6%〜2.0%の手数料が課されるようになった。
「販売手数料0円」という従来のイメージが一部当てはまらなくなっている点に注意。
💰 料金プラン(2026年6月現在)
表示価格は年払い時の月額換算(1ドル≒161.23円で換算、2026年6月19日時点のレート)。月払いの場合は1〜2割ほど高くなる。
| プラン | 月額 | 主な内容 |
|---|---|---|
| Core (旧Standard) | ¥4,676/月〜($29、月払いは$39) |
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| Growth (旧Plus) | ¥12,737/月〜($79、月払いは$105) |
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| Scale (旧Pro) | ¥48,208/月〜($299、月払いは$399) |
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| Performance (旧Enterprise) | ¥241,684/月〜($1,499、年契約) |
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※ BigCommerceは年間売上(GMV、実際の売上の90%相当として計算)が各プランの上限を超えると、自動的に上位プランへ移行し課金額も上がる。 2026年6月の改定でこの上限額が全体的に引き下げられたため、これまで上限ギリギリだった店舗は意図せず上位プランに移行する可能性がある。 Core・Growth・Scaleは契約不要でいつでも解約可能。Performanceのみ年契約が必要。
⚙️ 主な機能・特徴(2026年)
商品登録数
全プランで無制限
デザインテンプレート
Stencilテーマが約200種類以上。無料・有料テーマあり
独自ドメイン
全有料プランで設定可
マルチチャネル販売
Amazon・eBay・Walmart・Facebook/Instagramと連携。Google・Meta連携は2026年3月にFeedonomics Surfaceへ移行
B2B機能
B2B Editionは上位プラン向けの有料アドオンとして提供
決済方法
PayPal・Stripe・Apple Pay・Google Pay・Amazon Payなど多数の決済ゲートウェイに対応
APIコール上限
Core/Growthは20,000回/時、Scaleは60,000回/時
サブスクリプション機能
標準搭載なし。サードパーティアプリで対応する必要がある
スマホ対応
レスポンシブ対応のStencilテーマで標準対応
常時SSL
全プランで標準対応。Scale以上はカスタムSSLにも対応
👍👎 メリット・デメリット
メリット
- プラットフォーム側の販売手数料が0円。Shopifyのような取引手数料を気にせず運用できる
- カート復活機能・詳細レポート・複数販売チャネル対応など、Shopifyでは追加アプリが必要な機能が標準搭載のプランが多い
- 越境EC・B2B分野に強く、グローバル展開やホールセール(卸売)販売に向いている
- 全プランでスタッフアカウントが無制限。チームでの運用コストを抑えられる
- API呼び出し上限が比較的高く、大規模なシステム連携にも対応しやすい
デメリット
- 日本語UI・日本語サポートがなく、英語での運用知識が必要
- 年間売上(GMV)の上限制があり、売上が伸びると自動的に上位プランへ移行し料金が上がる
- 2026年6月の改定で「Open Payment Provider Fee」が新設され、自社決済以外を使うと0.6%〜2.0%の追加手数料が発生するようになった
- 学習コストや初期構築の手間がかかり、Shopifyほど直感的ではないという声もある
- 国内での導入事例・日本語の解説情報がShopifyやWooCommerceに比べて少ない
🎯 こんな方に向いている
✅ 向いている
- 越境EC・グローバル展開を視野に入れている事業者
- BtoB(卸売)販売機能を必要とする事業者
- 取引手数料を抑えたい中〜大規模のEC事業者
- 英語での運用・サポートに抵抗がない方
❌ 向いていない
- 日本語サポートを必須とする方
- 国内市場のみで、Shopify・国産ECサービスで十分なケース
- 年間売上が変動しやすく、GMV上限による自動アップグレードを避けたい方
⚖️ 競合との違い
| サービス | 日本語対応 | 特徴 |
|---|---|---|
| BigCommerce | なし | 販売手数料0円。越境EC・B2Bに強いが2026年改定でOpen Payment Provider Feeが新設 |
| Shopify | あり | 世界最大手。アプリストアが豊富だが追加アプリ費用がかさみやすい |
| WooCommerce | あり | プラグイン無料。WordPress知識前提でホスティングは別途必要 |
| makeshop byGMO | あり | 国産で機能が豊富。電話サポートなど国内向けサポートが手厚い |
❓ よくある質問
無料プランはありますか?
BigCommerceには無料プランはありませんが、クレジットカード登録不要の15日間無料トライアルが用意されています。
トライアル中でも実際にストアを構築・公開できる本格的な機能が使えますが、決済を受け付けるには決済パートナーの設定が必要です。
日本語対応の実態はどうですか?
BigCommerceは管理画面・サポートともに英語のみで、日本語UIや日本語サポートは提供されていません。
国内での導入事例や日本語の解説記事もShopifyやWooCommerceに比べて少なく、英語でのドキュメント参照やサポート対応に抵抗がない方向けのサービスです。
EC対応の有無と機能の範囲は?
EC専用プラットフォームのため、商品登録・カート・決済機能をフル活用できます。
プラットフォーム側の販売手数料は0円ですが、2026年6月から自社決済(Embedded Payment Provider)以外を利用した注文には
0.6%〜2.0%のOpen Payment Provider Feeが課されるようになった点に注意が必要です。
競合のShopify・WooCommerceとの違いは何ですか?
Shopifyは日本語対応・アプリストアの豊富さで優位、WooCommerceはプラグイン無料で自由度の高さが強みです。
BigCommerceは販売手数料0円という料金構造と、カート復活・複数販売チャネル対応などが標準搭載されている点、
そして越境EC・B2B機能の充実度で他社と差をつけています。一方で日本語サポートがない点は明確な弱みです。
2026年6月の改定で何が変わりましたか?
プラン名が「Standard→Core」「Plus→Growth」「Pro→Scale」「Enterprise→Performance」に変更され、基本月額は維持されたものの、
各プランの年間売上上限(GMV基準)が引き下げられました。さらに自社決済以外を利用した注文に対して
「Open Payment Provider Fee」(決済額の0.6%〜2.0%)が新設されたため、利用している決済方法によっては実質的なコストが上がる可能性があります。
既存ユーザーへの移行は、月払いは次回更新サイクル、年払いは現在の契約期間終了時に適用されます。
🔗 公式サイト・無料トライアル
BigCommerceは15日間の無料トライアルでストア構築を試すことができ、クレジットカード登録も不要です。 英語サイトでの運用に問題がなければ、越境EC・B2B向けの強力な選択肢になります。
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